コレステロールは動物性脂肪の一種で、求める組織に肝臓からコレステロールを運ぶのがLDL(悪玉コレステロール)、余った分を回収するのがHDL(善玉コレステロール)といいます。

悪玉コレステロールは増えると一部が酸化されて血管に付着し、動脈硬化を促進させます。

善玉コレステロールは血液や血管から過剰なコレステロールを回収してくれます。

善玉コレステロールが少なくても動脈硬化を促すため、高脂血症を脂質異常症ともいいます。


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内臓脂肪を考える

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内臓脂肪は「アディポカイトサイン」と呼ばれる物質を出しています。

なかでも、「アディポネクチン」という動脈硬化やインスリン抵抗性を抑える善玉が減ると、動脈硬化の危険が高まります。

統計的にアディポネクチンはBMI20~30では増える人も減る人もいます。

内臓脂肪が分泌する悪玉アディポカイトサインに「TNF-α(腫瘍壊死因子)」があり、糖尿病のリスクを高めるとされていますが、腫瘍(がん)と戦うという善玉の側面も持っています。
TNF-αが減るとがんへの抵抗力が落ちる可能性もあります。

善玉・悪玉と簡単に決め付けられません。
まだまだ内臓脂肪の研究は始まったばかりです。


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血圧

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血液は心臓をポンプとして全身を循環します。
血管にかかる血液の圧力の総和を血圧といいます。

血圧が高いと、血管にダメージを与えて破れやすくなったり、圧力に耐えようと血管が厚く硬くなり血流の悪化を引き起こします。

これにより、脳血管疾患や心疾患・腎不全といった合併症を招くことになります。


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高血圧

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心臓が収縮したときの収縮期血圧(最高血圧)140mmHg以上、または心臓が拡張したときの拡張期血圧(最低血圧)90mmHg以上で高血圧といわれます。

高血圧患者の90%は本能性高血圧といわれ、塩分の過剰摂取・運動不足・肥満などの生活習慣病が原因です。

塩分を摂り過ぎると浸透圧が上昇し、浸透圧を下げるために水分を摂取し体内の水分量(血流量)が増えて血圧が高くなります。

運動不足や肥満はインスリンの効き目を悪くし、膵臓はインスリンをたくさん放出するため血中のインスリンが増えて腎臓や交感神経に作用して血圧を上げます。


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2型糖尿病

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糖尿病の中でも、日本人の95パーセントを占めるのが「2型糖尿病」です。

原因は「インスリン初期分泌低下」
      インスリンの分泌が遅れる。
      遺伝的要因。
   「インスリン抵抗性」
      肝臓や筋肉でインスリン子効き目が悪くなる。
      肥満や運動不足などの生活習慣病が原因。
      高血圧や高脂血症の誘因でもある。

糖尿病患者は予備軍との合計で1620万人にもなります。
ここ50年で患者数が50倍だそうです。
まさに現代病・贅沢病ですね。


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糖尿病の合併症

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糖尿病で一番の問題が合併症です。

血液に糖が増えると、血管が硬くなり血流が悪くなります。
抹消の神経にも障害がおきます。

網膜の血管障害は失明になり、腎臓の血管障害は人工透析を要する腎症をもたらすこともあります。

糖尿病の初期には自覚症状がありません。
健康診断で異常が発見されたら、専門医にて詳しい検査をしたください。

生活習慣の改善も大事ですね。


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太ると心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患になりやすい。
このことを説明するために出てきたのが、マルチプルリスクファクター症候群という考え方です。

肥満や高血圧など、複数の要因が重なってリスクが増えるという考え方です。

1988年、「シンドロームX」
    リーベン博士が高血圧や高脂血症の集積を名付ける。

1989年、「死の四重奏」が提唱される
    上半身肥満・糖尿病・高血圧・高脂血症 の事

1994年、レプチンが発見され、「内臓脂肪症候群」がクローズアップされる。


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アディポネクチン

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アディポネクチンとは、脂肪細胞が分泌する代謝を円滑にする善玉ホルモンです。

内臓脂肪が溜まり大型化すると、アディポネクチンの分泌が低下します。
代わって悪玉ホルモンが増加します。

悪玉ホルモンとは、血糖の調節を乱す腫瘍懐死因子・レジスチン・血圧を上げるアンジオテンシノーゲンなどが含まれます。

単なる中年太りと油断すると後で大変な目にあうかもしれません。
気をつけて生活しましょう。

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糖尿病とは

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体の基本的なエネルギー源はブドウ糖です。

食事によって摂取された炭水化物はブドウ糖として体内に吸収されます。
吸収されたブドウ糖は血中で一定範囲内に調節されます。
これを血糖値といいます。

血糖値を一定範囲内に調節するために、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されています。
肝臓や筋肉にブドウ糖を取り込み、血糖値を下げます。

血糖値は食後1~2時間で高さがピークになり、十分なインスリンが分泌されると血糖値が正常範囲内に下がります。

血糖値の調節が上手くいかずに、高血糖状態が続くのを糖尿病といいます。


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アディポサイトカイン

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アディポサイトカインとは

以前、脂肪細胞は余剰カロリーの貯蔵倉庫と考えていました。
しかし、1994年に脂肪細胞が分泌するレプチン(食欲を抑制するホルモンの一種)が発見されました。

脂肪細胞が内分泌組織として注目をされるようになり、アディポサイトカイン(代謝を調節する物質・ホルモンなど)を分泌することがわかりました。

主に内臓脂肪が増える内臓脂肪型肥満では、アディポサイトカインの分泌異常などの変化が生じやすいそうです。
    

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